第11話「登山は、人生のベスト保険」の巻
山登り歴は、意外とまだ浅い。
2022年5月、屋久島の縄文杉がデビュー戦!
何も知らないまま飛び込んだ私の前に、山の神が遣わしたのが――
屋久島・山ガイドの長、通称「ちょんまげさん」。
私の山人生、ここで着火。
素人なりに準備はしていった。
……が、それは“最低限”という名の、ほぼ丸腰。
そこで発動する、ちょんまげさんの神ガイド。
休憩のたびに差し出される座布団。
要所要所で出てくる、エネルギー補給のバナナ。
水分補給にタンカン。
疲れがピークのときには、癒やしのドリップコーヒー。etc…
何これ?
山って修行じゃないの?
コンディションを整えるほど楽しめる、テーマパークだったのか。
そうして私は学んだ。
「気合いで登らない。整えて登る。」
ちょんまげさんに山の楽しさを教えてもらってからというもの、
どんどん装備が整い、ますます楽しくなり、登れる山も増えていく。
しまいには、山旅添乗員デビューにまで至る。
……どんだけーw
で、ここからが本題。
今回の船旅で実感した。
山で生き延びるための装備は、環境が変わっても最強。
まず、107日間を生きる荷物。
山で鍛えた「軽量化&コンパクト化」の術が火を吹く。
・速乾
・軽量
・小さくたためる
・多用途(これ大事)
そのうえ荷物が増えても最後は、
「20キロ背負う? はいはい、いつものやつね」
と、謎の余裕。
気温差、雨風、乾燥、冷房――
山でひと通り味わってきたから、だいたい対応できる。
船内の気候がコロコロ変わっても、こまめな対応が功を奏す。
そしてそして。
まだ始まったばかりなのに、
「持ってきてよかったね〜」ベスト1が、早くも決まった。
シュラフ(極軽量・羽毛)。
これ、旅というより“107日間の生活”において、強すぎる。
「太平洋フライングカーペット」が、
まあまあ頻繁に、部屋のきしみで
「今日も揺れてまーす」と実況してくる。
そんな大海原で、シュラフを掛け布団として使用。
まったく重さを感じさせない、極上の睡眠環境!
つまり結論。
山装備&山知識 = よりよい人生の“ベスト保険”
山登り最強!
はじめてよかった、やっててよかった。
師匠!
ちょんまげさん、ありがとう!
出会いが人を変える。
出会いが人生を変える。
今夜も私は、シュラフに包まれながら、
さらにさらに太平洋の中心へ突っ込んでゆくw
🌀To Be Continued🌀