Wild Goose Chase　作曲：小曽根真

 

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《この曲について》
 
ピアニスト小曽根真が1994年（デビュー10周年）に発表した、初の完全ソロピアノアルバム「Break out」に収録された一曲です。
このタイトルの直訳は、《得られぬものを追い求めること》《無駄な追跡・探求・おいかけっこ》《無駄な努力》などとされています。この語源は、野生のガンを捕まえることが大変な割に得られたものの価値が低いことから。この表現は、シェイクスピア作の「ロミオとジュリエット」から来ています。その当時は、馬の競争のようなものとして言い表されていました。でも現代では、望みがない、モヤモヤする探究を意味します。

 

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《変・変わる》
 
全体的に明るいハーモニーが広がる曲ですが、タイトルから伺える、追求しても形にならない劣等感、追い求めるその過程、結果、それに伴う心情の変化や葛藤が描かれている作品なのではと思います。

演者は

 Electone： 小澤明日香

　Drum：吉村文彦