Change the world
作詞・作曲者名:トミー・シムズ、ゴードン・ケネディ、ウェイン・カークパトリック
《この曲について》
1996年2月。最初にリリースしたのは、アメリカの女性カントリー歌手であるワイノナ・ジャッド。
エリック・クラプトンによるカヴァーは、同年7月、映画『フェノミナン』音楽総指揮・ロビー・ロバートソンの提案により実現した。ベイビーフェイスが、大御所ロック・ミュージシャンをプロデュースしたことで話題となり、楽曲の美しさもあって、シングルは大ヒット!
《変・変わる》
オリジナルは、女性が男性への思いを歌った曲でしたが、エリック・クラプトンは主人公ジョージからレースへの想いの曲として主語を男性に変えています(歌詞の中でKingとQueenの位置を逆にしている)。
世界を変えるのは科学や技術などではなく、自分に最も親しい人への思いであることを歌っています。
演者は
SHUPLACE ACADEMY 衆おやじバンド
Vocal:山岡大
Guitar:ケンイチ
Guitar:近藤良樹
Bass:加藤一海(特別出演)
Drum:澤田浩一
keyboard:ちなみ
歌詞
If I can reach the stars
Pull one down for you
Shine it on my heart
So you could see the truth
That this love I have inside
Is everything it seems
But for now I find
It’s only in my dreams
And I can change the world
I will be the sunlight in your universe
You would think my love was really something good
Baby, if I could change the world
If I could be king
Even for a day
I’d take you as my queen
I’d have it no other way
And our love would rule
In this kingdom we have made
Till then I ‘d be a fool
Wishing for the day
And I can change the world
I will be the sunlight in your universe
You would think my love was really something good
Baby, if I could change the world
Baby, if I could change the world
I could change the world
I will be the sunlight in your universe
You would think my love was really something good
Baby, if I could change the world
Baby, if I could change the world
Baby, if I could change the world
もし星に手が届くなら
君のためにひとつ取ってあげる
それは私の心を照らすから
君は本当のことがわかるだろう
私の中にあるこの愛が
それがすべてのように思えるけど
でも今のところそれは僕の夢にしかすぎないって気づいている
僕は世界を変えることができる
あなたの世界を照らす光になろう
そうすれば君は僕の愛が本当に良いものだってわかるだろう
もし僕が世界を変えることができたら
もし僕が王様に一日でもなれるなら
僕は君を女王にする
それ以外の道はない
そして僕たちが作ったこの王国では
僕らの愛が支配するんだ
それまで僕はその日を待ちわびる愚か者でいるだろう
僕は世界を変えることができる
あなたの世界を照らす光になろう
そうすれば僕の愛が本当に良いものだってわかるだろう
もし僕が世界を変えることができたら
もし僕が世界を変えることができたら
(和訳:澤田浩一)
映画「フェノミナン」挿入歌に使用されたシーン↓
田舎町で平凡だけれど誰からも愛される主人公ジョージは最近引っ越してきたレースのことが気になって仕方ありません。いろいろと話かけますが、彼女からはいつもツレない素振りをされてしまいます。そんな彼が37歳を迎えた誕生日の夜、謎の白い閃光を目撃してから人生が一変してしまいます。念動力を発揮したり、ものすごい知能を持って難問奇問を解決したりするようになりますが、逆に町の人たちは気味悪がって彼から離れてしまいます。四六時中、頭が冴えてしまって不眠状態が続く上に、自分の思いついたアイデアを町の人たちと共有したいと思っているだけなのに聞いてもらえないジョージ。そんなジョージを色眼鏡なしで見てくれていたのはレースでした。もう一度町の人たちに自分の考えを説明したいと図書館のバザーに出席したジョージ。好奇の目にさらされ、人々から詰め寄られてしまいますが、そのとき再び白い閃光を見て気を失ってしまいます。病院に運び込まれた彼は脳に腫瘍があり、それが脳の機能を異常に拡張したこと、白い閃光もその影響であることを知ります。もう長くはないと悟った彼が最後に望んだことはレースとその子どもたちに自分の愛を伝えることでした。ジョージが亡くなって1年後。ジョージが残したアイデアで作ったトウモロコシを友人がトラックで運びこみ、町の人みんなでジョージの誕生日を祝うシーンでこの曲が流れます。